次回予告のなかった第１２章ラストに次回予告が･･･
ユイちゃんが次回予告のナレーション役になった！
これはつまり、次回ストーリーはユイちゃんがメインになる可能性が濃厚なのである
今まで空虚だった自分の心が満たされたような気分だ
残念ながらその次回予告で、ユイの姿を確認することはできない
だが、気になるのはそんなことではない
ラスボスであるカイザーインサイトと、ユイとは何やら因縁がありそうな予告だったのだ
前回の記事の考察で、カイザーはユイを洗脳し損ね、ユイに願いを叶えられてしまった
その腹いせに騎士クンを倒し、そして自らも力尽きた、そう話した
だとすれば
カイザーインサイトにとって憎むべき対象は、ペコリーヌではなくユイであろう
いや、もしかしなくても本当は最初からユイを狙っていたのかもしれない
以前投稿した動画内で、ランドソルには２人のプリンセスがいると私は話した
一人はランドソルの第一王女ユースティアナであり、その立場を奪われたペコリーヌ
もう一人は、アストルムでプリンセスの称号を受け、新しい世界を創造したユイ
（マリアナフレンズのアンは王女であるが、コラボキャラの為ここでは割愛）
カイザーインサイトの本来の目的は、最初からユイだったのではなかろうか
今までカイザーが王女になりすましてたのは世界の事情を知るため
その為にペコリーヌから身分を奪い、キャルやナイトメアを遣って情報収集を行ってたとも考えられる
そして世界情勢を大体把握したカイザーはその立場すら平然と捨て、破壊工作を開始し始める
カイザーインサイトにとって一つの王国の長の立場など、プリンセスという肩書き等には興味などなく、本当に欲しいのは世界を纏めて牛耳ることのできるプリンセスの称号そのものだったのだと思う
劇中でカイザーはプリコネＲのこの世界を、幼稚なくだらない世界と言い捨てている
前作で奴の願いは叶わなかった証拠である
その代わりユイが叶えたこの世界も徐々に歪みを生じ始め、崩壊の危機を迎えている
前作で本当の騎士クンは倒されている
そしてユイの願いで作られた、ダミーの騎士クンによってこの世界が維持されてるとしたら
世界が崩壊する原因は、本当の騎士クンが存在しない事による弊害とも考えられる
１２章幕間で、アメス様がキャルちゃんに騎士クンの記憶を託したのは
多分その為の一種の賭けなのではなかろうか
そんな混乱の場に乗じて、あわよくばユイを捉えてまた自分の都合のいいように
ユイを洗脳して自分の理想郷を作るのがカイザーインサイトの真の目的に見えて他ならない
だが、あんなに純粋で優しいユイが作った世界でさえちょっとの歪みで狂ってしまう世界だ
カイザーが仮にユイを洗脳したとて、世界を維持することなど困難極まりないであろう
前作に遡るけど、そもそもアストルムの世界の頂点に立ち、プリンセスの称号を得たとて、それは人間の作ったプログラムによる不完全な世界
誰が頂点に立ち、プリンセスの称号を得ようとも決してハッピーエンドには成りえない
そんな絵空事の空虚な世界に依存せず、現実に目覚めて明日を歩くべきだ
こんな教訓がこの作品に込められてるのではないか･･･
そう先読みして考えている
ユイちゃんは誰にでも優しく親切で理想的なヒロインだ
だが、一つだけ致命的な欠点がある
それは勇気が欠けている事だ！
騎士クンが好きなら自分で告白しろ、奇跡や願いなどに頼ってはいけない！
それを怠ってきた業が結果、プリコネＲにおけるミネルヴァの懲役に繋がってるのではなかろうか
ゲーム開始時、こうナレーションがはじまる
「あなたは、夢を見ている･･･」
この世界は、ユイちゃんによって作られた夢の世界なのだ
だから、とても愉快で楽しく、そしてトラブルはあれど騎士クンを中心に優しい世界が展開される
でも夢はいつか覚めなければならない
ラスボスはカイザーなのではなく、夢にとらわれている一人一人の心なのではないのかと思う
その夢と現実の架橋の役目を担ってるのが美食殿の３人だと考える
ユイちゃんはとても理想的なヒロインだ
だから私は思う
ランドソルは理想的な世界だが、ここは現実ではないと･･･
いつか自分を見つめ直し、勇気を持てるユイちゃんになって欲しい
そして、騎士クンに対して勇気を持って告白する
それが出来た時に本当の騎士クンは
ダミーから本体に戻って現実の世界に戻ることができるのではないかと
そのときが真のハッピーエンドなのではなかろうかと
それが叶って、他の夢に囚われたヒロイン達も現世に帰ることが出来るのかもしれない
･･･ここまでが私の推測、考察であるが
これが本当だとしたら、やはりユイが諸悪の根源と言われても仕方ないのかもしれない
だが、少し待って欲しい
人間は過ちを起こす生き物
一度は誰しも道を踏み外すことはあると思う
その為に仲間は存在するのだ
ユイが道を踏み外したのなら、他の誰かが支えてあげればいい
それが自分のギルドであるトゥインクルウィッシュのメンバーか美食殿のメンバーか
誰かは分からないがともに支えて生きていく
ユイは元々優しかったわけではない
騎士クンの優しさに触れ、いつしかそれを目指すようになっていたのだ
元々は人間観察が特技だったことを私は忘れてはいない
そんな彼女を支えてくれる存在として騎士クンがいて、トゥインクルウィッシュがいて、そして美食殿がいる
そんな展開を期待しつつ、今後の物語に期待したい
