最近、巷でユイへの貶し愛が流行っている
どうしようもないチビッ子達の自己主張・承認欲求でしかないので
そこには敢えて触れまい・・・
ところでプリコネの世界観ってどういうものかご存知だろうか?
「美食殿とその仲間達との楽しい食卓と絆の物語」
表向きはそのように語られている
だが、現実は残酷だと思っている
ミネルヴァとの初邂逅を思い出して欲しい
これがアストルムの現実!
登場人物が全員、生命維持装置付けられて架空の世界
「レジェンドオブアストルム」
に閉じ込められてる
古く例えれば
映画「マトリクス」の世界
そんな架空世界に閉じ込められたまま、夢の世界のループを繰り返してる
そう冒頭のこれ
全員体験してるのは美しくも儚い、幻の夢の世界
そしてその世界に甘んじてばかりいたら
「待っているのは現実の死」
第一部13章のこのムービーが指し示してるのは
幻想郷の残酷な真実
なのかなと・・・
話を最新章まで飛ばします
第二部9章「邂逅」
ここで遂に、エリスとユイが初顔合わせをする
そしてエリスは、元レイジレギオンの「ミソラ」が手なずけている
(他のレイジレギオンメンバーとは和解。だがミソラは不覚にもユイに牙を向けてきた)
画面から見て分かるように、ユイとエリスはまるで瓜二つ
別人の可能性も期待したかったが、儚くもその可能性は否定された!
尚、アストルムで表現されてる人物像は全てアバター
ラジラジの中の人はミネルヴァが利用している事から、
他者が別人のアバターを使用する事も可能である
(それで現実世界のラジラジ・教授は激怒していた)
その事から以下の可能性が考えられる
1.エリスの正体がユイ、ユイのアバターは別人
2.エリスもアバターもユイ本人
3.エリスもユイのアバターも偽者。本体は別に存在する!
1の可能性は薄い
ユイは倒したら世界が消滅し、再度世界が再生されるトリガーとなる存在
他者が介入できるとは考えにくい
となると他の可能性だが
私は2.の可能性が高いと思う
前作「プリンセスコネクト!」より
物語ラストで叶えた彼女の願い
だが叶えた末路は、騎士クンの壮絶な死
この場面は・・・
13章のこの場面を彷彿させる
ユイの叶えた騎士クンへの想い・・・
レジェンドオブアストルムの願いを叶えたユイ・・・
騎士クンを失った状態で!
この想いが新生アストルムを創り
そして・・・
ユイの意識の宿った、ユイのアバターと
アバターに頼らない意識体、エリスに
自身を分けたのではないかと推測しています
・・・ちなみにプリコネRの世界は、
覇瞳皇帝(千里真那)により、何度も破壊と再生を繰り返してます・・・
そして調子のってユイに手をかけた結果が・・・
自身の破壊と世界の再生・・・
よく騎士クンが赤ちゃんとネタにされたり
揶揄され続けているが
ミネルヴァのいう事が確かなら
「騎士クンは一度死んでいる」
願いの対象を失った中での願い・・・
それがアストルムを創ったユイの願いの真実だと思う
願いの対象となる存在を確認できぬまま
世界を壊されては再生され、そして存在し続け・・・
そして本当の騎士クンに会うことが出来ぬまま
世界は破壊と再生を繰り返す・・・
ミソラはそんなエリスに手を差し伸べた存在なんだろうと思ってる
手を差し伸べる理由は分からぬままだが・・・
ユイのアバターは自身の叶えた願いと独立した存在だから
自由に騎士クンに逢えるし、他のヒロイン達との絆も紡げる・・・が
一方、アストルムのプリンセス・・・女神と化した
もう一人のユイ・・・エリスは膨大な力と引き換えに
「他者と干渉する自由を失った!」
ユイ自身に向けたユイ(エリス)の怒り
それは人を愛する自由を持つユイ(アバター)に対する
自由を持たぬユイ(本体)による嫉妬や恨みに似た感情なんだろうと思う
よく見ると、エリスの方は雰囲気がより大人びていて
髪も本来のユイ以上に美しく長い髪をしている
何度も破壊と再生を繰り返してる世界では
アバター持ちのキャラは齢をとらないが、
本体であるエリスはそんな世界のループであっても
年輪を積み重ねてるのが何となく分かる
現実世界よりもアストルムの方が時間の流れは遅いが、
そのアストルム内での精神意識では、相当時間が経過してると思われる
そう考えるとエリスも、アストルムにおける
ミネルヴァの懲役の被害者とみえる
・・・というより、願いを叶えた代償!
レジェンドオブアストルムは願いを叶えた本人を不幸にする!
そして、それを利用しようとする二つの影・・・
そんな横から利用するやつが得をする・・・
・・・こんな事が許されてなるものか!(怒